Discovery Live を使ったパラメトリックシミュレーション

2018-10-03

今年2月にリリースされた新製品Discovery Live 。

 

バージョン19.0からスタートし、これまでにバージョン19.1、そして先月バージョン19.2がリリースされました。

 

バージョンが上がるごとに解析精度の向上や機能の追加・改善が図られ、皆さまにより便利にお使い頂くべくDiscovery Liveは日々進化しています。

 

19.2 でさらにパワーアップした Discovery Live ですが、今回はその中でも目玉の追加機能であるパラメトリックシミュレーション機能について、ご紹介したいと思います。

 

パラメトリック解析とは?

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、パラメトリック解析とは-ある値を変数(パラメーター)として定義し、そのパラメーターの値を変更しつつ次々と繰り返し解析を行う-という手法です。

 

Discovery Liveでは形状寸法と境界条件をパラメーターに設定することができます

 

パラメトリック解析の利点

 

では、どんな時に役立つ機能なのでしょうか?今までのDiscoveryLiveでの形状変更というと、

  • 「この箇所に穴を空けたら応力はどうなるかな?」

  • 「ここにリブを追加したら変位量はどうなる…?」

  • 「あのパーツを移動させたら温度分布はどう変わるか?」

といったような、思いついた形状変更のアイディアをその場で実際にモデリング操作してリアルタイムで結果を確認するような使い方をイメージされるかと思います。

 

ただ、この方法ですと、例えば「穴のR部分の大きさを2mm,3mm,4mm,…,16mm と15パターン変化させた時の各応力結果を見たい!」といった場合、たくさんある形状案を毎回毎回モデリング操作でR寸法を変えていくのは大変です。

 

そこでパラメトリック解析機能の出番となります。

 

この機能であれば、

  • パラメーター → R寸法

  • 開始値 → 2

  • 終了値 → 16

  • ステップ数 → 15

と設定して解析スタートボタンを1回押すだけで、あとは自動でパラメーターのR寸法を2、3,4,…と次々に変更して解析を実行してくれます。作業者はマシンの前にいる必要はありません。

 また、結果は随時グラフで表示され、表の結果も更新されていきます。

解析終了後は、パラメーターのマーカーをクリックすれば、その形状を確認することができます。グラフの縦軸・横軸やマーカーの表示を切り替えることも可能で、形状によってどのような傾向があるのかをグラフから調べることもできます。下の例であればR寸法が大きくなるほど、応力の最大値が小さくなるという傾向があることが分かります。

このパラメトリック機能を使えば、今までもよりもさらに多くの設計案を効率よくスピーディに検討することができ、開発初期における設計の方向性の決定・絞り込みに大いに役立たせることが出来ると言えるでしょう。


Discovery Live のパラメトリック解析については、下記リンクにデモ動画をご用意しておりますので、ぜひこちらもご覧いただければと思います。

 

 

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