これまで2000名を超える設計者の方々に構造解析を行なうための講習会を実施してきました。その講習会の中で、片持ちばりの手計算をする部分があります。公式はすべて提示。掛け算と割り算しかないので、二則演算です。
正解率、どれくらいだと思いますか?
33%です。
つまり3人に1人しかできない、ということになります。その間違い方はほとんど同じです。数字は合っているんです。数字は。問題は、位取りです。小数点の位置。位取りができないということは、単位換算ができないということです。
世の中のすべての単位がSI単位系に統一されていればいいのですが、これまで慣れ親しんできた単位もSI単位系などまったく無視して使われています。
身近な単位でいうとカロリー。これはSI単位系ではありません。SI単位系ではジュールですよ、ジュール。ジュールなんて理科の授業で習ったかなぁ~程度の単位です(少なくと僕はそうです)。社員食堂のエネルギー表示でジュールを見たこと、ありますか?
各分野でSI単位系にない単位が混在して使われている以上、単位換算は永遠のテーマです。
航空機に使われる燃料の単位が変更になり、あわや大事故という事件まで起きています。
燃料の単位をkgとポンドで間違えガス欠により墜落
解析の講習会で使っている片持ちばりの問題を載せておきます。ぜひやってみてください。
さぁ、アナタは上位1/3に入れるか!?

(解答はこのページの最後尾。スクロールすると現われます。)
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